Recipe for well-being from the historical forest


  • 新刊発売

    かてもの(食べられる野草)
    知っていると、
    なんだか楽しくて、
    幸せになる

  • 森に暮らす

里山ソムリエ 黒田三佳が、
暮らしの中で見つけた「食べられる野草」を楽しく、わかりやすく紹介したエッセイ集。
前作『森に暮らす』に続く、「森のレシピ」シリーズ第二弾!

里山ソムリエ 黒田三佳 著
体裁/A5判202頁、オールカラー
定価/1,980円(本体1,800円+税10%)
発行所/山形会議パブリッシング

かてものとは?


「かてもの」とは「糧(かて)となるもの」を意味し、
「食べられる野草」のことを指します。
米沢藩主「上杉鷹山公」の時代には、
飢饉に備えて配布された書物の名称としても知られています。

Pick up
1

48種類の食べられる野草を網羅

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ヤマウコギやスベリヒユ(ヒョウ)など、鷹山公時代に『かてもの』として記録されている野草から、クロモジやスミレなど『かてもの』の書には記されていないものの、食べられる野草(著者により「ネオかてもの」と命名)まで、計48種類を詳しく、わかりやすく紹介。

Pick up
2

イタリアンやスイーツのおすすめレシピを掲載

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かてものを使ったイタリアンや郷土料理のレシピコーナーでは、フォカッチャやリゾット、モヒートなど に姿を変えたかてものが、楽しくおいしい実例としてたくさん登場。著者と友人のソムリエやシェフを交 えた座談会も収録。

Pick up
3

上杉鷹山公の「かてもの文化」を
未来へつなぐ

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巻末のコラムでは、米沢藩9代目藩主・上杉鷹山公にフォーカス。ジョン・F・ケネディ(元アメリカ合衆 国大統領)が「歴史上で最も尊敬する政治家」と称賛した鷹山公が、「かてもの」に込めた想いについ て、著者が独自の視点で語ります。さらに、『かてもの』の書に掲載された82項目の植物一覧も掲載。

Profile

黒田三佳 profile

黒田 三佳

Kuroda Mika

東京生まれ。デンマークから山形県米沢市に移住。自宅裏の森を自ら整備し、森のようちえん、 訪日客向けツアーなど幅広く展開。地元コミュニティFM 放送局(おきたまGO !) 「STEPS ~里山ソムリエな日々~」パーソナリティー。山形大学工学部建築デザイン学科非 常勤講師。元日本航空国際線客室乗務員。修士(工学)。

『ジャパノロジー・プラス』※(ナビゲーター/ピーター・バラカン)に出演し、鷹山公の「かてもの文化」を紹介しました(2024年12月19日初回放送)
※NHKの国際放送「NHKワールド JAPAN」の教養番組


おいしさと楽しさが凝縮された、
野草との新たな出会いを楽しめる一冊です。
日常がちょっとおもしろくなる『森とかてもの』、
ぜひお手に取ってお楽しみください。

里山ソムリエ 黒田三佳 著
体裁/A5判202頁、オールカラー
定価/1,980円(本体1,800円+税10%)
発行所/山形会議パブリッシング