2023.06.16
神が落とした扇の田「椹平(くぬぎだいら)の棚田」
(朝日町)
里山の桜が散り、雪解け水が温む5月中旬。水が張られた棚田は水鏡となり、朝焼けや青空など様々な空の風景を映す。
西村山郡朝日町にある扇状に広がった緩やかな斜面に広がる棚田は、次代に遺したい美しい日本の原風景だ。
地元の人々に「神が落とした扇の田」と呼ばれ、農林水産省による「日本の棚田百選」にも選定されている。
一本松公園の「第一展望台」からは、棚田全体を見渡すことができ、「第二展望台」では、棚田を身近に見て感じることができる。
さらに、一本松公園の「ひめさゆり園」では5月下旬~6月上旬、薄紅色の可憐なヒメサユリの群落を眺める機会に恵まれることも魅力のひとつ。