2022.12.01
雲海に浮かぶ東北アルプス「飯豊連峰」
(小国町)
紅葉に彩られた谷筋を流れる雲が山間に溜まり、峰々を乗り越え滝雲となる。やがて大量に溜まった雲は四方の山々を覆う雲海となる。
まるで絶海の孤島のように雲海に浮かぶ山々の頂き。夕日が雲海に沈む刹那、色彩のスペクタクルが繰り広げられる。
飯豊連峰は、山形県、新潟県、福島県の3 県にまたがる飯豊本山(2,105.1m)を主峰とする東北アルプスの異名を持つ大隆起山塊。
初秋は昼夜の気温差が激しいため雲海が発生しやすく、雲海に囲まれた山々の幻想的な絶景を見ることができる。
美しく広がる紅葉が散ると、まもなく初雪が訪れ、日本有数の積雪量を誇る白銀に覆われる。