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やまがた100絶景

2021.07.16

山形県最難関の「大雪渓登山コース」

石転び沢大雪渓(小国町)

青空と白雲、新緑と雪渓のゼブラ柄に見惚れていると、どこからか聞こえてくる「ドーン」という爆音。
マタギがクマでも追っているのだろうかと辺りを見廻す。すると大岩が雪渓を転がり落ちていくのが見える。
爆音の正体は、岩にぶつかる落石の音。
山形県最難関といわれる「石転び沢大雪渓」は、飯豊連峰の温見平から梅花皮小屋に至るまでの2km に渡る大雪渓登山コース。
真夏まで残る雪渓を吹き抜ける風は冷たく心地が良いが、この絶景を体感するには、最大斜度44 度といわれる急登の大雪渓を登り切る体力が必要となる。

温身平から雪渓までは、沢沿いの登山道を歩む

温身平から雪渓までは、沢沿いの登山道を歩む

行く手を阻む激流。渡渉できそうなポイントを探す

行く手を阻む激流。渡渉できそうなポイントを探す

ようやく雪渓にたどり着く。ここから滑り止めのアイゼンを装着

ようやく雪渓にたどり着く。ここから滑り止めのアイゼンを装着

雪渓に乗ると冷たい風が通り抜ける。なだらかな雪渓は徐々に勾配を増していく

雪渓に乗ると冷たい風が通り抜ける。なだらかな雪渓は徐々に勾配を増していく

山々が迫り、壮大な風景に包まれる。遙か前方に梅花皮小屋が見えてくる

山々が迫り、壮大な風景に包まれる。遙か前方に梅花皮小屋が見えてくる

落石に注意しながら、歩んできた雪渓を振り返る

落石に注意しながら、歩んできた雪渓を振り返る

日が高くなり気温が上昇すると、次々と雲が湧いてくる

日が高くなり気温が上昇すると、次々と雲が湧いてくる

大雪渓を登りきると「お花畑」が待っていた

大雪渓を登りきると「お花畑」が待っていた

飯豊連峰の稜線。門内小屋の向こうに北股岳を望む

飯豊連峰の稜線。門内小屋の向こうに北股岳を望む

YAMAGATA IMAGES DRONE SHOT

有限会社マン・クリエイト
代表取締役

佐藤 直記

Profile アートディレクター
グラフィックデザイナー
フォトグラファー
ドローングラファー
1965年 宮城県仙台市生まれ。
1989年 有限会社マン・クリエイト設立。
2017年 ネイチャーフォト・ドローン業務を開始。
山形ドローンムービコンテスト2018・2019最優秀賞。
Japan Drone Expo Drone Movie Contest 2019「Droné motion」賞。
有限会社マン・クリエイト
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