2024.01.10
四季を彩る山形県最高峰「鳥海山」
(遊佐町・酒田市)
四季折々の大自然を感じ、別世界のような美しい絶景と出会うことができる山形県最高峰の鳥海山は、標高2,236m の活火山。
山頂が雪を被った姿が秀麗で富士山に似ていることから「出羽富士」とも「庄内富士」とも呼ばれている。
古くから山岳信仰の修験道の修行場として発展し、山頂には鳥海山をご神体とする大物忌神社が鎮座している。
春は、山頂から滑り降りるバックカントリースキーが盛んで、大勢のスキーヤーが日本海へ飛び込むように感じる滑降を楽しんでいる。
初夏は、「花の百名山」にも名を連ねる鳥海山の高山植物を堪能することができる。チョウカイフスマやチョウカイアザミなどの固有種も多い。
盛夏は、山頂付近の「心」の字に雪が残る心字雪渓や、越年する万年雪が残るため雪渓の涼風を感じながらの快適な登山を楽しめる。
秋は、草紅葉によって染まる鳥海山の山腹や広葉樹によって錦に染まる山麓の紅葉絶景を見ることができる。