春の陽気。小鳥のさえずりを聴きながら、樹氷の木「アオモリトドマツ」の森を縫うように西吾妻山へ向かう。
森を抜けると、稜線を埋めつくす樹氷群の圧巻の景色が広がる。
西吾妻山の樹氷は、山頂付近のアオモリトドマツが小振りなため「リトルスノーモンスター」と呼ばれている。
偏西風が吹きすさぶ厳冬期にしか観ることのできない自然の芸術「樹氷」だが、今年は積雪が多く、3 月の穏やかな陽射しと青空の下、白銀に輝くリトルモンスター達に会うことができた。
西吾妻山は、福島県と山形県にまたがる吾妻連峰の最高峰（標高2,035m）で、日本百名山のひとつに数えられている。

西吾妻山の樹氷はサイズが小さく「リトルスノーモンスター」と呼ばれる

アオモリトドマツの森を縫うように西吾妻山へ向かう

梵天岩の巨岩群は樹氷ならぬ巨岩氷になっている

雪氷に包まれた天狗岩と吾妻神社

天狗岩より白銀に輝く西吾妻山を望む

西吾妻山西側のリトルスノーモンスターの大群生

西吾妻山山頂のリトルスノーモンスター

西吾妻山山頂より西吾妻小屋を望む

福島県側の磐梯山と桧原湖を望む