竜神伝説の沼「ドッコ沼」
(山形市)
初秋の早朝。誰もいない沼辺で朝陽を待っていると、 蔵王の山々を越えて差し込む朝陽が紅葉のブナ林を黄金色に染め、水面をエメラルドグリーンに輝かせます。 ここは蔵王中央高原に位置する、竜神伝説の沼「ドッコ沼」。日差しによって水面の色が青からエメラルドグリーンへと変化する―そんな神秘的なスポットとして知られています。 その名の由来は、かつて沼に棲む竜を鎮めるため、覚山法師が呪文を唱えながら金剛杵の独鈷(密教で使う仏具の一種)を投げ入れたという伝説によるものなのだとか。特に紅葉の時期には、黄金色に染まったブナ林と山々を目当てに多くの観光客が訪れるようになりました。 標高約1,400mの蔵王中央高原。夏季は深緑のブナ林に木漏れ日が射し込む涼しい避暑地として人気があります。また、冬季は蔵王温泉街からロープウェイとリフトを利用して、スキーやスノーハイクで深雪の神秘的な絶景に出会えるとあり、四季折々、多くの人を魅了しています。