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2023.05.23“サ活”の夢広がる!ナチュラルスローライフが体験できる空間
YP Park175
2023年3月6日オープンのYP Park175。一歩足を踏み入れると、ここはアウトドアブランドのショップかと錯覚してしまうようなワクワク空間です(写真提供:山形パナソニック)
国道13号沿い、山形市平清水に本社を置く山形パナソニック株式会社さん。家電製品から住宅整備・ICT関連機器などシステムを通じ、私たちに快適な暮らしや豊かさを届けてくれる総合販売会社です。そんな山パナさんが、本社1階に展示スペース「YP Park(ワイピーパーク)175」をオープンしたと聞いて、さっそく見学に伺いました。今回はその魅力や面白さについてお伝えします。
「街の電気屋さん」からスローライフ提案まで
日本の老舗アウトドアブランド「ogawa」のテントをはじめチェア、ストーブなどのキャンプグッズ。これからアイテム数をもっと増やしていく予定なんだとか
ショールーム内は木製のインテリアや観葉植物など自然を感じさせるような空間が広がり、リラックスしながら商品を眺めることができます。
エントランスから入りすぐ目につくのは、最近注目を集めているという家庭用サウナです。フィンランドのサウナ&スパブランド「HARVIA(ハルビア)」社製の樽型デザインの『BARREL』は、木の香りが広がる落ちついた空間でじわじわと暑さを感じられる本格派。中には、フィンランド式サウナの代名詞と言えるロウリュがあります。ロウリュとは熱せられたサウナストーンに水をかけ、水蒸気を発生させる入浴方法で、サウナ発祥の地フィンランドのサウナには欠かすことができないものといいます。アロマを入れた水を石にかけ蒸気を発生させることで、サウナ室内の湿度、体感温度が上がり発汗を促します。アロマの香りと熱風を想像しただけでも、ととのってしまいそうな気分になりました。
個性的な形の樽型デザインサウナ『BARREL』。数多くの魅力的な商品の中でも一際目を引きます
本場フィンランドから取り寄せたというサウナストーンが、ヒーターの下までぎっしり!
ほかにもさまざまな種類の家庭用サウナが。「もし、自宅にこれがあったら...」と、サウナーさんなら夢が広がってしまいますね
サウナグッズが立ち並ぶ一角。アイテムを揃えることで、よりサウナの時間が楽しくなりそう(左下)山形会議のキャラクター「かいぎさん」にそっくりなマッサージストーンがあって、思わずパシャリ☆(左上・左下/写真提供:山形パナソニック)
サウナグッズが立ち並ぶ一角。アイテムを揃えることで、よりサウナの時間が楽しくなりそう(3枚目)山形会議のキャラクター「かいぎさん」にそっくりなマッサージストーンがあって、思わずパシャリ☆(1枚目・3枚目/写真提供:山形パナソニック)
サウナーさんはもちろん、アウトドア初心者でもウェルカムなスポット
『GFR-02』は軽量設計でコンパクトサイズ。持ち運びや置き場所に困らないのも特徴の一つです。世田谷ベースならぬ、山形ベースはここですか?
YP Park175では、サウナに関するアイテムも幅広く取り揃えています。「ポンチョをはじめ、サウナハットやマッサージストーンなどを購入される方もいらっしゃいます」と経営企画室の鈴木優子さん。サウナグッズのほかにキャンプ用品やバイクなどのアウトドア製品もずらりと並びます。e-モビリティを通じてカーボンゼロ社会への貢献を目指す山形パナソニックさんらしく電動アシストサイクルなども店内にありました。『GFR-02』は、自転車にも電動バイクにもできる二刀流なんだとか。コンパクトに折り畳むことができるので普段使いはもちろん、車のトランクに積み旅先でアウトドアを楽しむ際に利用するのもおすすめとのことですよ。
一つのジャンルにこだわらずさまざまな商材に着目し、展開していく山形パナソニックさん。創立以来、豊かな暮らしの創造と、地域の発展に寄与できる価値のある提案を推進したいという役割に努めてきたというだけに、新しい体験ができるショールームとは、未来に向けて企業のミッションを果たす一貫にふさわしいと感じました。
「サウナに興味がある方はもちろん、キャンプやe-モビリティ、オーディオなどさまざまなアイテムから、ナチュラルスローライフを体感していただけるような空間にしていきたいです。当社はB to Bのイメージが強い会社だと思いますが、その枠にとらわれず個人のお客さま、どなたでもご来店いただければと思っております」と鈴木さん。グッズ選びだけでも足を運んでほしいとのことですので、皆さんもぜひ気軽に遊びに行ってみてくださいね。新しい世界に出会えますよ!
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